通信誌第4号発行

今朝は、お天気が回復して来ました。
このところ、寒さが厳しく零下7度くらいになる時がありますが、
陽射しの力が少しずつ増して来るのを感じています。
庭の木々にも雪が積もったり、消えたり...。

茶金色の小さな野鳥や、メジロか鶯のような緑鮮やかな鳥達が、
小さな身体のどこにそんな力が宿っているのだろう、
と思うような勢いで枝枝を渡り飛ぶ姿を見かけるようになって来ました。

2013年2月18日冬景色

確定申告のこの時期は、いつも忙殺されます。
数字の計算に疎いのですが、自分なりにこの1年を振り返り、
制作活動が成り立っていることに、改めて感謝の気持ちで一杯になりました。
2日先のことは考えないようにして、
いつも「今日制作出来てありがたい」と実感する日々でした。
この気持ちをずっと忘れる事なく、制作していく所存です。
ご寄付をお寄せ下さった方々に、収支決算のご報告とお礼を兼ねて、通信誌第4号を刊行致しました。

PDFにもしましたので、ご興味ある方は、ダウンロードして閲覧下さい。

nagano_tsushin_No4_1.pdf

日本の現代作家の経済的事情、並びに新しい活動のあり方を後世に残す、貴重な資料になるのではないかと思っています。後に続く人たちの何らかのヒントになれば幸いです。

記事の最後で、フナオカ社製のキャンバスロール購入のための寄付を呼びかけさせて頂きました。
目下、この経費がどうしても捻出出来ていません。
これがないために、今制作中のF100号とS100号キャンバス作品に続く大作S100号、F130号を、木枠の用意がありながら、組み立てる事が出来ないままでいます。
この商品は、こちらの画材額縁ドットコムで、最安値で販売中です。
割引き価格の在庫がある内に購入出来たらと思っています。
できる範囲で構いません。ご協力、よろしくお願い致します。

展覧会のご案内を送った方々にも、相変わらずご無沙汰したままで、心苦しくも感じています。
それでも、メールやお手紙等で、お便りを下さる方がいて、その内容から、相変わらずご理解を頂け、辛抱強く励ましの気持ちを持って下さっていることを知り、心を強くさせてもらっています。

最近、画廊に直接お手紙を送って下さった人がありました。
最近作の『白い情熱』のご感想です。
その文章の最後に「絵に魂が共鳴する者もいることをお忘れなく」と書かれていました。
胸にはっと来るような言葉でした。

強い思いで制作しながらも「どこかで、諦めたり、いじけたりしては、していなかっただろうか?」
そう自省しました。
自分の内側を顧みて、「たとえ無理解や批判を受けたとしても、いついかなる時でも、どこにも微塵のわだかまりや不安や萎縮などがない、のびやかでまっすぐな制作をする自分でありたい
そう決意することが出来ました。

たとえたった一人でも、まっすぐに私の作品を見て下さる人と出会う瞬間が、あるかもしれないのです。その人に恥ずかしいような自分の心持ちであっては、ならないことです。

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