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寄付経過報告57ープロテストアート

昨晩、このブログサイトが突然開かなくなってしまいました。
何をしても真っ白な状態になっていました。
ご覧になろうとした方の中には、驚かれた方もいらっしゃったかもしれません。
私も記事が全部消されていたらどうしようかと一瞬冷や汗が出ました。
しかし、慌てて操作することはやめて、一晩置いてから解決しようと思い、いつものように早く寝ました。

ご安心下さい。
今朝、いろいろなサイトが教えてくれる方法をあれこれ30分程試しているうちに、何とか復旧しました(汗)。
原因は不明です。何が良かったのかもわかりません(苦笑)。

ブログを書いていますと、いろいろなことが起きます。
その度に、問題解決の能力が少しずつ鍛えられるので、かえって感謝の気持ちの方が大きくなります。

人生上でも、様々な問題に遭遇します。

しかし、最近大切なことに気づきました。
『問題解決に忙殺するな』ということです。
自分を見失うことが一番良くない結果に終わります。

今月も残すところ、あとわずか。
家賃も借金返済もできるのか、全くのところあてがありません。

しかし、それでも制作を続けようと心に決めております。

だからと言って、自分の不甲斐なさを実感しないわけではありません。

何か良い方法はないかと、ネットを検索すると、
いろいろなサイトで「お金」にまつわる記事がたくさんあり驚きました。
「お金の稼ぎ方」はもとより、
「お金はお金のあるところに集まる」
「お金を悪いものと思うブロックを外せ」
「お金儲けにおいて嘘は相手への思いやりである」
いろいろ読んでいるうちに、はたと当然のことに気付きました。
私は「お金を稼ぐのが目的で制作しているのではない」ということです。
根本的な目的の部分で矛盾するということです。
そして、自分の役割が明確になって来ました。

現代社会の合理主義や拝金主義を露骨に反映させる現代美術があるとすれば、
これに警鐘を鳴らすことが、私の役割であり、
私の作品にはそうしたプロテスト(抗議)性があるのだということです。
この点で、単なる思いつきの抽象画や装飾芸術とは一線を画す姿勢があるのだと自負しております。

手間や時間のかかる作風を、合理的に能率を高めようとは思いません。
敢えて、それをする意味があるからです。
そのことで、生産性は高められないかもしれませんが、
逆に1点の重みが増します。

「世界に一つだけの花」は、子孫を増やして存続出来ないと誰かが書いていましたが、
存続が難しいからこそ、それを絶滅させてはいけないと思う人もして、
大切にして下さるのだと思います。

色々な花があっていいのです。
それぞれに違う役割があるからです。

芸術は常に、次なる世界に向けて意識を革新させる働きを持ちます。
その時代の考え方にすぐに受け入れられるようなものは創造と言いません。

今世界そのものが、貨幣経済の限界を感じ始めています。
もし、貨幣経済そのものが根本的に覆されたなら、ある時からお金はただの紙切れになります。
ハイパーインフレがもし起きたなら、古い借金を支払うことはわけもないことです。
想定外のことが起きるのが、人の世の常ですから。

そして結局あてになるのは、お金ではなくて、実のあるものであると気付く時が来ることでしょう。
私に実があって、制作しなければならない使命があるのなら、この生活は続くことでしょう。

昨日注文したアトリエイーゼルが届きました。
早速大作制作と平行して小品制作に取り組みました。

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*「画家川田祐子 芸術支援寄付」プロジェクト収入の経過報告57*

8月27日~9月26日

応援寄付 1名様 5口           5,000円
賛同寄付 0名様 0口             0円

小計          5,000円

*寄付に添えておかきを送って下さり、ありがとうございました!
*本日隣の村から、新鮮な茄子とピーマンやお米、お菓子等を頂きました。
わざわざ遠くからありがとうございました!

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今月末までの募金目標額 132,869円

来年1月までの募金目標額 595,303円
(2012年5月380万円目標から出発)

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