長野スタジオカワダ 沿革

1998年7月1日 
2年8ヶ月勤めた相模原市内の個人美術館の主任学芸員を退職し、作家として独立。屋号「スタジオカワダ」として創設。
当時は、5.5帖の間借りをアトリエにして、制作活動をしていたが、1999年に神奈川県展で大賞受賞するなど、幸先の良いスタートであった。
作家略歴はこちらをご覧ください。


2009年
銀行融資を受けて、自身の絵画作品の高解像度画像をデジタル現像、加工した作品(セルフカバー・アート)の開発製造を始める。
同時に妹と共同で『シスター・シップ(豪華客船は、必ずスペアーの全く同じシスターシップが造られることに由来する)』プロジェクト開始。妹が構築したWEBサイトで、セルフカバー・アートを販売開始。


2010年
北海道のホテルにセルフカバーアートのレンタル契約に成功するも、ホテルの閉業により数ヶ月でレンタル業務終了。


2010年6月
東京都碑文谷にて『ブルジョア・ボヘミアン』異業種合同イベントに参加し、セルフカバー・アートを販売。
イベント風景(https://junbronson.exblog.jp/13964230/
版画、印刷、写真、デジタル作品の境界上の作品であったため、国内での販路、市場が見出せず、シスターシップ・プロジェクト終了。


2011年3月11日
セルフカバー・アートを海外向けに販売を開始。eBayやEttsyにショップを開設し、アメリカ、オーストラリアに向けて数十点販売。


2012年
相模原市から長野市に移転し、屋号を「スタジオカワダ」から「長野スタジオカワダ」に変更して個人事業主としての絵画制作を続ける。


2012年3月  
約3週間の入院生活で、wordpressにによるWEBサイト構築のノウハウを独自で学び、自身の公式サイト、作品ポートフォリオ・サイト、ブログ・サイトなど複数サイトを統合するマルチサイトを自力で立ち上げる。
ブログ『一雨潤千山』を運営しながら、グループ展参加のための支援を募ったところ、思わぬ反響、支援金が集まる。
「支援者と共につくる芸術活動」の基盤が出来上がる。


2013年2月  

損保ジャパン東郷青児美術館にて企画開催の『クインテッド 五つ星の作家たち展』に出品し、ミュージアムグッズコーナーに、ミニサイズのセルフカバー・アートを『アートのひとしずく』として委託販売し50点が完売。
しかし、画廊では絵画作品は売れても複製アートは依然として販売が極めて難しかった。
これ以降、デジタルの複製作品は、支援金のお礼の粗品にするようになる。


2016年    
横須賀美術館にて企画展覧会『川田祐子展 千年の翠』を開催と同時に、長年取扱作家としてお世話になっていた画廊が休業となる。


2017年1月  
wordpressのmailpoetプラグインを使って、公式サイトからメルマガを月1回配信を開始。内容は、制作の近況、新作の紹介、過去作品の制作秘話、川田祐子自伝など。(2024年1月現在第85号を配信)


2017年2月  
「長野スタジオカワダ」は、長野市から軽井沢に移転。メルマガで毎月紹介する作品が、販売サイト経由で購入できるシステムを構築。


2019年    
2度にわたって、イタリアのフィレンツェに渡航。合計約3ヶ月滞在。イルビゾンテ版画工房にて銅版画技術を習得。メゾチント作品を制作するようになり、作品販売サイトで、銅版画作品も販売するようになる。


2022年   
国内のレンタル仮想空間サイトを活用して、初めて3Dのバーチャル展覧会を開催。


2023年   
ドイツの仮想空間サイトkunstmatrixにて、バーチャルの3D空間で作品を展示。YouTube動画配信や作品販売サイトとをリンクさせる。


2023年6月  
「長野スタジオカワダ」をより広い環境へと、町内移転。
移転を機に、作品販売サイトでクレジット支払いができるStripeのシステムを導入。


2024年1月
作品販売サイトに、クーポンコードによる割引システムを導入。