愛用している油絵具は、ドイツ製のシュミンケ・ムッシーニ。筆は、丸善インターロン417の0号。木枠はマルオカ。キャンバスは2012年まではフナオカの兎膠塗亜麻画布。最近はベルギークレサン製アブゾルバンまたは生の亜麻画布を使用しています。
絵の具は、画溶液と混ぜて小さなガラス瓶に入れて、少しずつ筆につけながら描いています。
ぼかし技法を使う時に使う筆は、ラファエルの3572番などを好んで使います。良質な筆や絵具の高級色はどんどん高騰し、手に入りにくくなっていますので、ご支援を頂きながら、様々な工夫をして、後世に残る作品になるよう、どの制作でも最善を尽くしています。
ドローイングなどで使用している紙は、フランス製のアルシュ紙、水彩ドローイングでは、イタリア製のファブリアーノ紙、銅版画はドイツ製のハーネミューレ紙を使っています。
ドローイングの描画材は、ファーバーカステル、ダーウェント、カランダッシュ、セヌリエ、シュミンケを愛用しています。
銅版画用のインクは、シャルボネールのエンチング用油彩インクを愛用しています。
画材はどれも専門家用に開発された、耐光性、耐久性のあるものを長年吟味して選んで来ました。
画材のコレクション
子供の頃から、画材が好きで、さまざまな画材のコレクターでもあります。下記の動画では、奇跡的に手に入れることが出来たセヌリエの525本のパステルセットをご紹介しています。