説明
ネット上での販売は、従来の美術館で見る厳かな芸術作品とは趣が異なり、いい意味で親しみやすいものになりますが、一方で、インテリアアートという商品としてのイメージがついてしまうものなのかも知れません。そういう意味では、工業製品、量販製品とは異なる、人間味のある持ち味を失わないようにと、いつも自分に言い聞かせて制作しています。
紙に鉛筆のこのドローイング作品は、決して特別な手法でも素材でも技法でもありませんが、古典的な鉛筆デッサンの技術をベースに、私にしか描けない具象でもない抽象でもない、写実のようでシュールでもあり、独特な自然観、世界観が実現していると自負しています。このシリーズで、しばらくドローイングを貯めながら、素材や技法の異なる油彩画や銅版画でも同じように進めていくつもりです。(20024年2月)
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