ご心配おかけしております。
昨日から、心ある方々からご連絡を頂いていました。
皆さん、自分のことのようにして心配して下さっています。
その気持ちが本日、家賃の支払いを可能に致しました。
私はなす術がありませんでしたが、電話でご連絡頂いたある人に自分の現状をありのまま説明しました。
いくつかブログの情報掲載の書き方の工夫をアドバイスして下さいましたので、それに従って書き方を工夫しました。
その後、たまたま連絡する用事のあったある人に、この事情をありのままお伝えすることができました。
後はひたすら制作しました。
特にご寄付をお願いしたわけではなかったのですが、結果的にご寄付を頂くことになりました。
感謝の気持ちで一杯です。
その方からメールが届きました。
「これが呼び水となって支援金がまた集まることを願っております。
あなたの今の生き方、姿勢に賛同する方が一人でも多くなる事を願いつつ。」
と書かれていました。
私は、
「温情が、多くの人々に伝わって行くことでしょう。
そして、今制作中の作品にも込められることは間違いありません。
是非来年の損保ジャパン企画展で、その成果をご高覧頂けるよう、全力を尽くします。」とお礼の返事を書きました。
以前私は2008年に『地球の裏側の蝶』という作品を描いた事があります。
2008
scratch/hatching
acrylic gouache on canvas
45.5x53cm
private collection
カオス理論に「バタフライ効果」という用語があるのですが、ある場所での蝶の羽ばたきが、そこから離れた場所の将来の天候に影響を及ぼしうるという理論なのです。つまり通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指します。そんなまさかとおっしゃる方が多いかと思います。私も、作り話程度にしか思っていませんでした。
しかし、これは本当に起こりうることかもしれないのです。
そのことをこの記事の最後にアップした動画で実感することができるかもしれません。
小さな軽い羽根1本の重みなど、何の力もないと思うことでしょう。
しかしそうではない事実を私たちは知ることになります。
最後にあっと驚く結末が用意されていますので、お見逃しなく。
私のささやかなこの寄付活動は、ごく個人的な一人の作家のわがままのように思う方もいるかもしれません。
でもそうではなく、もっと大きな力のほんの氷山の一角として、
私のこの活動に結実していることを、きっと後々に実証されて行く事でしょう。
私はそう確信して止みません。
私に向けられた今はごく一部の方々の身に余る善意が、やがては世界を善意で包んで行く起動力や空気感となって行くに違いないのです。
*「画家川田祐子 芸術支援寄付」プロジェクト収入の経過報告54*
6月28日~7月5日
応援寄付 0名様 0口 0円
賛同寄付 1名様 7口 70,000円
小計 70,000円
助けて頂きました。本当にありがとうございました!
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今月末までの募金目標額 153,501円
来年1月までの募金目標額 921,303円
(2012年5月380万円目標から出発)
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