PayPalから、活動内容の問い合わせのメールが来ましたので、下記のように返信しました。
PayPal, an eBay Company
PayPal コンプライアンス部
◯◯ 様
私は長野アトリエSTUDIO KAWADAを経営する画家、すなわち個人事業を営んでいます。
非営利の活動としてチェックしました。
毎年、収益が生活を維持するだけで精一杯だからです。
また、営利目的であったら、純粋な芸術活動とは言えないというのが私の信念です。
商業的な成功を目的とする、例えば村◯◯や草◯◯◯というようなアメリカでも有名なポップアートの日本人作家が存在しますが、私はそれとは全く異なるアーティストです。オークションで作品に高額な値段がつくことがアーティストのステイタスであるとか、そういうことが人々を驚かせ感動させると思っている人々を私は軽蔑しています。それは芸術の頽廃であるとさえ私は思えてなりません。
真の芸術とは、神聖なもので、「お金と交換することなどできない」「私のような者に、買うことが許されるのでしょうか?」と言わずにはいられないのが本当の芸術作品であるはずだからです。
実際に、私の作品を買われる人は、必ずそのような話しをされます。何度もそう質問されて来ました。
私の人生に与えられた貴重な時間のほとんどを、この作品制作に使うからです。
副業などをしながら画家を名乗る人も多いのですが、私はそのような制作ができません。
時間そのものが画材であり、私が生きたという時間そのものを作品にしているからです。
高額の収益を得ている芸術家が寄付を募ることは、罪深い事だと思います。
しかし、私のような制作活動から充分な利益を得ていない画家は、寄付を募る意外に、この経済不況の中で制作を続ける事が出来ません。
また、非営利活動法人として申請しようとしましたが、日本では公益や共益を目的とする団体であることが前提となり、芸術家個人がたとえその国の芸術文化のために貢献するような作品を制作しても、個人的な自己満足のために行っている事業としてしか見てくれない側面があります。
まずは、そういう偏見を取り払うためにも、私自身が社会的に多くの人に支持される芸術家であることを示さなければなりません。
今回の『画家川田祐子 芸術支援寄付』という募金活動によって、私が目的達成金額を広く集める事が出来れば、私自身の制作活動が維持出来るだけでなく、多くのアーティストがこれにならって、今後芸術活動をしながらも生計を立てられる道が開けることでしょう。
ですから、これは公益性の高い活動として将来認められる可能性があると自負しています。
その足がかりとして、PayPal様に以上をご理解頂き、この活動にご協力、サポートの程、よろしくお願い申し上げます。
長野 STUDIO KAWADA
「芸術支援寄付」プロジェクト代表
画家 川田 祐子
*「画家川田祐子 芸術支援寄付」プロジェクト収入の経過報告4*
期間:5月9日~5月10日
応援寄付 0名様 0円
賛同寄付 0名様 0円
収入小計 0円
収入総計 117,000円(内寄付総計42,000円)
………………………………………………………………………………..
今月末までに必要な金額 あと53,181円
目的達成まで あと3,703,181円
コメントを残す